【AWS】リージョンとアベイラビリティゾーンについて

AWS

1.はじめに

 こんにちは。かじです。

 今回はAWSのリージョンとアベイラビリティゾーンについて解説したいと思います。

2.リージョンとは

 リージョンとはAWSがデータセンターを置いている地域になります。

 現在29の地域にデータセンターがあり、日本では東京と大阪にあります。

 AWSサービスを使用してインフラを構築する際に最初に行うのが、リージョンの選択になるかと思います。これは物理的にどの地域のデータセンターを使用するかを選ぶことになります。

 リージョンの選び方として、自分がどの地域でサービスを展開したいかという点と、AWSサービスが選択したリージョンで使用できるかという2点になるかと思います。

 日本でサービスを立ち上げたい時は、日本にサーバがあった方が応答速度が速くなりますし、ネットワーク等インフラ上の問題が起こりづらいです。

 AWSは日々新しいサービスを展開していますが、これはリージョン毎にサービスを展開しているため、リージョンによっては特定のAWSサービスの利用ができないということもありえます。

 そういった点を考慮してリージョンは選択しましょう。

 日本人が日本向けにサービスを展開するとなると、まず日本のリージョンである東京リージョンを選択することがいいかと思います。また、AWSサービスによってはリージョンを超えて連携できないなどの問題もありますので、あまり特殊な地域を選択しないことをお勧めします。

3.アベイラビリティゾーンとは

 リージョンを選択するとアベイラビリティゾーンを選択することがあるかと思います。

 リージョンはデータセンターのある地域を指していましたが、アベイラビリティゾーンはデータセンターを指しています。データセンターを分けることによってAWS自身の災害などの非常事態に対して可用性を上げることができます。

 別々のアベイラビリティゾーンで構築したサーバ同士は仮想ネットワークを使用することで接続することができますし、サービスによってはアベイラビリティゾーンを意識する必要がない場合もあります。

 また、並列する複数のサーバを構築する際は、可用性を上げるためにアベイラビリティゾーンを分けて配置することが推奨されています。

 今回はここまでになります。最後まで閲覧くださりありがとうございました。

〜参考サイト〜

リージョンとゾーン - Amazon Elastic Compute Cloud
インスタンスをホストできる世界中のリージョン、アベイラビリティーゾーン、Local Zones、Outpost、Wavelength Zones について説明します。
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