1.はじめに – SSHとは –
こんにちは。かじです。今回はSSHについて解説していきます。
SSHとはネットワークを介して他のPCにアクセスして、操作をするためのプロトコルです。その際の通信内容は暗号化され、セキュアな通信を提供してくれます。
具体的な利用場面としては、サーバーへローカルマシンからアクセスして、ファイル操作をすることやGitとの通信などが挙げられます。
2.セキュリティ面 – Telnetとの比較 –
元々telnetと呼ばれるリモートコンピュータにアクセスするプロトコルがありました。しかし、telnetはログイン認証の際のパスワードなど入力された内容が平文のまま送られるなど、セキュリティ面の考慮がなされていませんでした。そんな中登場し現在は主流となっているのがSSHになります。
パスワードやデータを暗号化することで盗聴されることを防ぐと同時に、データの圧縮を行うことで、データの送信を効率的に行うことができます。
SSHの認証にはパスワードを用いたユーザー認証と公開鍵と秘密鍵のキーペアを用いた公開鍵認証が用いられます。
3.SSH接続をするための準備
クライアントがSSHを行うためには、SSHエージェントが必要になります。
WindowsではOpenSSH Authentication AgentがMacではunixのSSHがデフォルトでインストールされており、特に準備する必要はありません。
また、WindowsではTeratamやPuTTYなどのSSHクライアントソフトが用意されております。それらのソフトを使用することも可能ですし、コマンドプロンプトやPowerShellを使用してSSH接続を行うことも可能です。
サーバー側の準備としてはSSHサーバー用のソフトをインストールする必要があります。Windowsの場合はOpenSSH Server、Linuxの場合はSSHサーバーをインストールします。
今回はここまでになります。最後まで閲覧くださりありがとうございました。
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