CSSで変数を使用する – rootの使い方 -【CSS入門】

HTML&CSS

0.はじめに

 こんにちは。かじです。

 個人的にプログラミングを始めてから、HTMLとCSSを少しサボってきたので、これからしっかり向かい合っていきたいなと思い、その第一弾になります。

  今回はCSSのrootの使い方について解説していきます。

1.rootの2つの使い方

 rootには下記の二つの使い方があります。

 ・<html>タグを指定したスタイリング

 ・CSS内のグローバル変数

 それぞれについて詳しく見てみましょう

2.使い方その1 – <html>タグを指定したスタイリング –

 一つ目の使い方としては、HTML文書全体を指す<html>タグへのスタイリングをあてることになります。

root{
   background:black; //<html>内の背景が黒になります。
}

3.使い方その2 – CSS内のグローバル変数 –

 二つの目のrootの使い方として、CSS内のグローバル変数となることが挙げられます。

 次の例を見てましょう。

root{
   --baclground-color:black; //<html>内の背景が黒になります。
}

body{
   background-color: var(--baclground-color);
}

 まず、root内で–baclground-colorという変数でblackを指定しています。この際に注意としては変数名はハイフン二つ(–)で開始する必要があります。

 この変数を呼び出すには、呼び出したい要素のプロパティに対して関数var()に変数名を渡すことで、呼び出しができます。

 こうすることで、別の要素に共通のスタイリングの値を使用したい際に、全てを書き換えずに、変数の中身を書き換えるだけで、簡単に全ての要素を変更することが可能になります。

 今回はここまでになります。

 最後まで閲覧くださりありがとうござました。

– 参考サイト –

:root - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
:root は CSS の擬似クラスで、文書を表すツリーのルート要素を選択します。 HTML では :root は 要素を表し、詳細度が高いことを除けば html セレクターと同等です。
CSS カスタムプロパティ(変数)の使用 - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
カスタムプロパティ(CSS 変数やカスケード変数と呼ばれることもあります)は、CSS の作者によって作成され、文書全体で再利用可能な特定の値を含むエンティティです。カスタムプロパティ記法(たとえば、--main-color: black;)で設定し、var() 関数(たとえば、 color: var(--main-co...

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