ルートテーブルとルーティング【AWS】

AWS

こんにちは。かじです。

今回はルートテーブルについて、解説したいと思います。

インターネットに出られない、ルーティングちゃうか

AWSでVPC、サブネットを作成し、インターネットゲートウェイをVPCにアタッチしたのにサブネットからインターネットに出られないということはありませんか。

それはルーティングを設定していないからです。

ネットワークにおけるルーティングとは、あるIPアドレスに通信しようとする際にらどのネットワークにそのIPアドレスがあるかを教えてあげることです。

通常サブネットごとにルーターがあり、ルーターが自分のサブネットにどのIPアドレスのデバイスがあるかの情報を持っています。AWSでは、暗黙的にルーターが設置され、ルーティングテーブルに登録されている情報によってルーティングを行います。

どのようにルーティングをするか

172.0.0.0/16のネットワークがあるとします。この場合、172.0.0.0/16の通信は自分に来てもらいたいので、localを指定します。

172.0.0.0/16以外の通信をインターネットに繋げたい場合は、0.0.0.0/0(デフォルトルート)をインターネットゲートウェイにルーティングしてあげれば、インターネットに繋が。他のネットワークへ繋ぎたい場合は、そのネットワークIPアドレスを指定して、ネットワークに繋がるゲートウェイなどをルーティングテーブルで指定します。

パブリックサブネットとプライベートサブネット

ルーティングはサブネット毎に設定することができます。

パブリックサブネット、プライベートサブネットといいますが、当たり前な話サブネット名をパブリック、プライベートにしたからといって、インターネットに繋がるわけではありません。このルーティングによってインターネットゲートウェイへのルーティングをもったサブネットかどうかで、実際のパブリックなサブネットなのかプライベートなサブネットなのかが決まります。

今回はここまでになります。最後まで読んでくださいありがとうございます。

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