2024.6.22
LightsailにALBをアタッチしたい【AWS】

こんにちは。かじです。
今回はLightsailにALBをアタッチする方法を解説していきます。

1.前準備
まず、前準備としてLightsailにVPCピアリングを設定して、LightsailインスタンスとVPCを接続します。
LightsailのVPCピアリングについては下記の記事で解説しているので、そちらで確認していただけると幸いです。
2.ターゲットグループの作成
次に、ターゲットグループの作成です。
まず、LightsailのインスタンスでプライベートIPを確認して控えておきましょう。
次にEC2のコンソール画面からターゲットグループを選択し、ターゲットグループを作成を選択し、ターゲットグループの作成画面へ進みます。
ターゲットグループの基本的な設定画面では、ターゲットタイプの選択で、IPアドレスを選択、VPCでは、デフォルトのVPCを選択します。後は適宜選択して、次の画面へ進んでください。

次のIPアドレス画面では、ネットワークでその他のプライベートアドレスを選択し、使用可能なアベイラビリティゾーンを選択します。そして、プライベートIPアドレスを入力する項目で、LightsailのプライベートIPアドレスを入力し、「保留中として以下を含める」をクリックし、ターゲットグループの作成をクリックします。

また、VPCピアリングを行うとインターネットゲートウェイが作成されます。作成されない場合は、作成し、デフォルトVPCにアタッチしておきましょう。
これでターゲットグループの作成は完了です。
3.ALBの作成とターゲットグループのアタッチ
最後に本丸となるALBの作成です。
EC2のコンソール画面からロードバランサーを選択し、ロードバランサーを作成するを選択します。
ロードバランサータイプの比較と選択でApplication Load Balancerの作成を選択します。]
基本的な設定には適当なものを入れてください。

ネットワークマッピングでは、デフォルトVPCを選択し、サブネットの存在するアベイラビリティゾーンを選択します。

「セキュリティグループ」を行い、「リスナーとルーティング」で先ほど選択したターゲットグループを選択します。

これでロードバランサーの作成をクリックしたら、作成完了です。
ロードバランサーのプロビジョニングが完了して、DNS名でアクセスできたら完了です。
まとめ
これを応用すればオンプレとVPCをSite-to-Site VPNやDirect Connectで繋いであれば、オンプレサーバーににALBをアタッチすることもできるんじゃないかと思います。需要があるかは分かりませんが。
今回はここまでになります。精読いただきありがとうございました。