LightsailでHTTPSを無料で有効にする方法-let’s encrypt-【AWS】

こんにちは。かじです。

今回はLightsailでHTTPSを無料で有効にする方法を紹介します。

通常、HTTPSを有効にするには証明書を発行するために認証サービスに証明書の発行を課金して、依頼して、なんて作業が発生するように思います。

しかし、LightsailではLet’s encryptという認証局を使用することで無料でHTTPS通信を有効にすることができます。

Let’s encryptが何かが分からないという方は、下記の記事で紹介していますので、参考にしていただけると幸いです。

SSLの仕組みが分からないという方は下記のサイトを読んでいただけると幸いです。

前提条件

まず、本作業を進めるにあたっての前提条件です。

下記のことを設定してください。

・Lightsailでインスタンスを作成し、WordPressのサイトを立ち上げる

・作成したLightsailにStatic IPをアタッチする

・作成したインスタンスのDNS設定を完了させ、ドメインと紐づける

・インスタンスに紐づけたドメインのサブドメイン「www」についてもインスタンスと紐づける設定を行う

事前準備は以上になります。

次に本題であるSSLの設定を進めていきます。

Lightsailのコンソールでもお手元のパソコンのターミナルやコマンドプロンプトでも結構ですので、SSLをLightsailインスタンスにSSH接続します。

下記のコマンドを実行します。

$ sudo /opt/bitnami/bncert-tool

次にプロンプトでドメインの入力を求められますので、ドメインを入力します。

次にリダイレクトの設定になります。YesならY、NoならNを入力します。

リダイレクトの設定内容は下記になります。

1.HTTPでアクセスしたら、HTTPSにリダイレクトにするか

2.wwwなしでアクセスしたらwwwありにリダイレクトするか

3.wwwありでアクセスしたらwwwなしでリダイレクトするか

2と3はどちらもYesにすることはできません。

次にに設定内容が一覧で表示され問題なければ、Yを入力し、Enterキーを押します。

次に証明書に関連づける、メールアドレスを入力し、Enterキーを押します。

最後にLet’s encryptのサブスクライバー合意の確認をされるので、Yと入力し、Enterキーを押します。

以上で、設定は完了になります。

設定が完了したら、サイトにアクセスし、HTTPS通信ができているかを確認します。

以上がLightsailでHTTPS通信を有効にする方法です。

みなさんのお役に立てますと幸いです。