Rundevlog

小さい会社のしがないエンジニアのブログ

2025.5.4

今まで読んだビジネス書たち

本記事は今まで読んだビジネス書をまとめて、あわよくば誰かリンクから本を買ってくれないかなという下心のある記事です。この人はこんな本を読んでいるんだなと参考になったら嬉しいです。

キャリア

苦しかったときの話をしようか -森岡 毅 ダイヤモンド社

ご自身の娘さんにあてて書いた手紙を書籍化したキャリアの指南書。キャリアとは自分をマーケティングすることである。どうやって自分のキャリアと向き合うべきか、就活生は勿論、迷える社会人も参考になる一冊。

仕事術

入社一年目の教科書 -岩瀬大輔 ダイヤモンド社

ライフネット生命共同創業者の岩瀬大輔氏の著書である「入社一年目の教科書」。

東大からハーバードでMBAというエリート街道を突き進んだ人の仕事術は基本と言われることであった。仕事は100点を目指さず、50点で赤ペンをもらう、頼まれたことはやり切る、つまらない仕事はない。目新しくはない内容につまらなさを感じてしまうかもしれない。

しかし、当たり前とも思われる基本をやり切るから人から頼られるようになる。社会人の一丁目一番地となる仕事への向き合い方を学ぶ、再確認のために読んでもらいたい一冊。

コンサル一年目が学ぶこと -大石 哲之 ディスカヴァー・トゥエンティワン

まずは大石哲之氏の「コンサル一年目が学ぶこと」。コミュニケーションや仮設思考などコンサル会社の一年目が学ぶことをまとめている本。ソフトスキルを中心にコンサルを取り上げた本である一方、全ビジネスパーソンに必要とされるスキルである。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか -中島聡 文響社

仕事を早く終わらせるために「最初の2割の時間で全体の8割をやる」=“ロケットスタート時間術”を提唱する一冊。先延ばしを防ぎ、集中力を最大化する実践的な時間管理術が学べます。

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」 -安宅和人 英治出版

「本当に解くべき問題(イシュー)」を見極めることで、仕事の質と効率を劇的に高める思考法を解説した本です。コンサルタントや研究者など、知的生産を行うすべての人に向けて、問題設定・仮説構築・ストーリーテリングなど、実践的なフレームワークを提供する一冊。

小さなチーム大きな仕事 -ジェイソン・フリード/デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン/黒沢 健二/松永 肇一/美谷 広海/祐佳 ヤング 早川書房

少人数でシンプルに働くことの力を説くビジネス書。大企業の常識を疑い、無駄な会議や長期計画、オフィスに頼らず、柔軟で効率的な働き方を提案する一冊。

思考法

世界一流エンジニアの思考法 -牛尾 剛 文藝春秋

マイクロソフトで世界一流のエンジニアたちと働く、著者が優秀なエンジニアの問題解決へのアプローチ方法を書いた一冊。当たり前なように見えて目から鱗が落ちるような感覚と文化の違いを感じる一冊。

具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ -細谷 功 dZERO

複雑な物事を理解し、伝えるために不可欠な「具体」と「抽象」の行き来の思考法を解説した本。具体=目の前の事象、抽象=それらを束ねる本質・共通点と位置づけ、両者を自在に往復することで、問題解決力・創造力・コミュニケーション力が上がることを説く一冊。

エッセンシャル思考 -グレッグ・マキューン/高橋 瑠子 かんき出版

『エッセンシャル思考』は、**「本当に重要なことだけに集中する」**ための思考法を教えてくれる本。無駄を省き、少ないリソースで最大の成果を上げる方法が詰まってる。この本のポイントは、やるべきことを絞り込み、生活や仕事をシンプルにしていくこと。忙しい毎日で、やるべきことが増えていく中で、この思考法を実践すれば、無駄な作業や依頼をうまく断り、真に重要なことに集中できる。

エッセンシャル思考を取り入れれば、「忙しい」だけの毎日から脱却して、本当に価値のある成果を出せるようになるかもしれない。

ウォーレン・バフェットの「人生を豊かにする8つの哲学」 -桑原 晃弥 KADOKAWA

ウォーレン・バフェットが実践してきた人生哲学や投資の原則を紹介した本。彼の成功の背景には、シンプルでありながら深い思考がある。8つの哲学を通して、ビジネスや人生における「本当に大切なこと」を教えてくれる。

例えば、「自分の時間を大切にする」や「人との関係を大切にする」といったシンプルな原則が、どんな状況でも通用する普遍的な真理として示されている。

ノウハウ

メモの魔力 -前田裕二 幻冬舎

「メモ」を単なる記録ではなく、思考を深め自己分析や創造につなげるためのツールとして活用する方法を紹介した本。具体と抽象を行き来する「自己対話型メモ術」により、発想力・課題解決力・自己理解につながる一冊。

コンセプトの作り方 -玉樹真一郎 ダイヤモンド社

コンセプトを「未知の良さに形を与えるもの」と定義し、アイデアを言語化・共有可能にするプロセスを丁寧に解き明かす。Wiiの開発経験に裏打ちされた説得力のある内容。

なるほどデザイン -筒井美希 エムディエヌコーポレーション

理論よりも「見てわかる」ことに重きを置き、レイアウト、配色、文字などの基本を感覚的に理解できる構成。初心者でも手に取りやすく、デザインの考え方が腑に落ちる一冊。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 -古賀 史健 星海社

「伝わる文章」の書き方を、論理と思いやりを軸にわかりやすく解説した実践的な文章指南書で、主張・理由・具体例を組み立てる「PREP法」や、「自分のためでなく、相手のために書く」という姿勢の大切さが説かれている。文才よりも「考え方」と「読み手への配慮」が文章力の鍵だと伝える一冊。

とにかくメンタルを強くしたいんですが、どうしたらいいですか? -下園 壮太 サンマーク出版

本書では、メンタルの強さを「頑張ること」ではなく、「心の疲れを取り、休息を取ること」に焦点を当てた一冊。

マインド・自己啓発

嫌われる勇気 -岸見一郎/古賀史健 ダイヤモンド社

この本のキーワードは課題の分離。タイトルだけだと若干勘違いされがちな嫌われる勇気。人を嫌われることを恐れないというのは、協調性を蔑ろにしていいということではない。自分が変えられないことに対する努力をやめるというものである。

環境における変数と定数という言葉を別の人は、使ったりするが、嫌われる勇気の本質は変数と定数の見極めである。人間関係の本のように見えて自分の努力についめ見つめ直す本。

幸せになる勇気 -岸見一郎/古賀史健 ダイヤモンド社

『嫌われる勇気』の続編にあたる。本書では、他者貢献と共同体感覚を中心に、真の幸福とは何かを探求している。

アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために -岸見一郎 ベスト新書

本書では、アドラー心理学の基本的な概念や理論をわかりやすく解説し、より良い人間関係を築くためのヒントを提供している。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 -ティナ・シーリグ/高遠裕子/三ツ松新 CCCメディアハウス

スタンフォード大学の人気教授であるライアン・アレクサンダー・ジャクソンが講義の内容をまとめた一冊。人生において重要な視点や価値観を若い世代に向けて伝えており、特に自己認識や人間関係の築き方、社会での成功に対する考え方に焦点を当てている。若いうちに学んでおくべき大切な教訓が詰まった、人生の指針となるような一冊。

人を動かす -D・カーネギー/山口 博 創元社

人間関係をうまく築くための心理学的アプローチを学べる名著。人を批判せず、心から関心を示し、相手の立場に立つことで、より良い関係を築き、影響力を持つ方法を教えてくれる。コミュニケーションの基本とも言える「人を動かす力」を、具体的なエピソードや実践的なアドバイスを交えながら解説している。

仕事やプライベートで人間関係に悩んでいるなら、必読の一冊。

多動力 -堀江貴文 幻冬舎

「一つのことに集中する時代は終わった」という視点から、複数の活動を同時にこなす力を養う方法を提案する本。堀江が自らの経験をもとに、多くのことを並行して行う「多動力」の重要性を説いている。自分の時間やリソースをどんどん広げて、どんな仕事にも柔軟に対応できるようになることが、現代における成功のカギだという考え方。

固定概念を打破し、自由に活動するためのヒントが満載。

仕事は楽しいかね -デイル・ドーテン/野津 智子 エス・エス・アイ

仕事に対する考え方を根本から見直すための哲学的な問いかけが詰まった本。主人公が人生や仕事の意味について悩み、師匠からの教えを受けながら、自分にとって本当に「楽しい」仕事を見つけ出す過程を描いている。仕事の本質や価値を再定義し、モチベーションを高める方法を提案する。

働き方やキャリアに悩んでいる人にとって、仕事の意義を再確認するための一冊。

仕事は楽しいかね2 -デイル・ドーテン/野津 智子 エス・エス・アイ

主人公であるジョンが、仕事や人生におけるさまざまな疑問を抱えつつ、哲学者であるアランから再びアドバイスを受けるストーリー形式で展開される。仕事に対する考え方や、どうすれば楽しみながら働けるかという視点が深掘りされ、読者に新たな気づきや生き方のヒントを与える一冊。

夢をかなえるゾウ1 -水野敬也 文響社

夢や目標を達成するためのシンプルで実践的なアドバイスを、ユーモラスな物語を通して伝える自己啓発書。物語の中で、主人公が「ガネーシャ」というインドの神様に出会い、人生を変えるための課題に取り組んでいく。ガネーシャからの課題はどれも実生活で役立つものばかりで、読みやすく、楽しみながら自己改善のヒントが得られる。

夢をかなえるゾウ2 -水野敬也 文響社

「ガネーシャの教え」を通じて、日常生活に役立つ実践的なアドバイスを提供する自己啓発書。主人公が再びガネーシャから課題を受け、成長していくストーリーが描かれている。前作よりもさらに深い人生の知恵が盛り込まれており、読者にとって新たな気づきが得られる一冊となっている。

夢をかなえるゾウ3 水野敬也 文響社

主人公は、仕事や恋愛に悩む女性社員で、彼女の前に「ブラックガネーシャ」が現れ、人生を変えるための課題を出す。その課題は、自己改善や行動力を高めるための実践的な内容が多く、読者にとっても共感しやすい。

本作では、ガネーシャの教えが「スパイシー」と表現されており、従来のシリーズよりもさらに挑戦的な内容となっている。また、シリーズのファンには、過去の登場人物が再登場する場面もあり、前作からのつながりを楽しむことができる。

世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた -中野信子 アスコム

「頭を良くする」ための思考法や習慣を実践的に紹介する本。著者が成功している人々の共通点や、思考をクリアにし、効率的に行動するためのノウハウを紹介している。

この本では、情報をどう扱うか、時間をどう使うか、無駄をどう省くか、そしてクリエイティブに考えるために必要な習慣が具体的に解説されており、仕事や日常生活で役立つヒントが得られる。頭を良くするための「思考法」「行動法」をシンプルに学べる一冊。

お金に関する本

社会人はやはりお金について勉強しないといけない。そんな問題意識から読んだお金に関する本。

金持ち父さん貧乏父さん -ロバート・キヨサキ/白根 美保子 筑摩書房

よく怪しい商売している人が引用すると言われている本で少し訝し気に見られる本ではあるが、個人的には社会人の必読書である。法人を作って、お金を働かせる、経費を先に払い、税金を後に払うなどのお金持ちになるためのお金の流れを教えてくれる。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 -佐藤航陽 幻冬舎

現代のお金の意味について説明している本。ちょうど仮想通貨が流行して自分でも耳にした頃に読んだ本で、少し現代の経済に関する解像度が高くなった気がする一冊。

マネジメントに関する本

数値化の鬼 -安藤広大 ダイヤモンド社

「なんとなく頑張る」のではなく、「何をどのくらいやって、どうなったか」をすべて数値で見るクセをつけよう、という本。現実的でロジカル、感情に流されないマネジメントを目指す人にとって、実用的なヒントが詰まっている。

リーダーの仮面 ── 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 -安藤広大 ダイヤモンド社

プレーヤーからマネージャーへと立場が変わった人が「感情」ではなく「ルール」でチームを動かす思考法を説いた本。リーダーは好かれようとせず、組織の成果を最優先にして“仮面”をかぶる覚悟が必要とされ、感情に流されず、合理的なマネジメントを行うための具体的な行動指針が学ぶことができる。

マーケティング

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 -森岡 毅 KADOKAWA

続いては「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」。USJをマーケティングする上での思考法が語られており、マーケティング分析する際の考え方などが学べる。

売れるもマーケ当たるもマーケ -アル・ライズ/ジャック・トラウト 東急エージェンシー

続いてはマーケティング系の本。マーケティング本一冊目はアル・ライズ氏の「売れるもマーケ当たるもマーケ」

マーケティングの基本となる22の法則を学べる一冊。マーケティングとはいわば、消費者の心を自社の商品で独占すること。そのためにどうやって、消費者の感情をどうやって独占するかを体系立てて書いている一冊。

教養

サピエンス全史 -ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田 裕之 河出書房新社

サピエンス全史 上

サピエンス全史 下

人類の歴史を大きな視点で捉え、私たちがどのように進化し、文明を築いてきたのかを解説する一冊。人類が他の生物を圧倒するようになった理由や、農業革命、科学革命、そして資本主義の発展までを網羅し、過去から未来に至るまでの人間の営みを深く掘り下げている。

ホモデウス -ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田 裕之 河出書房新社

ホモデウス 上

ホモデウス 下

人類の未来に焦点を当て、テクノロジーや人工知能の進化がどのように私たちの社会や価値観を変えていくのかを探る本。『サピエンス全史』で人類の過去を描いたハラリが、今度は未来の展望を描き、AIや遺伝子工学、バイオテクノロジーなどが引き起こす可能性を探求している。

これからの「正義」の話をしよう -マイケル・サンデル ハヤカワ・ノンフィクション文庫

功利主義、リバタリアニズム、カント、ロールズなどの思想をもとに、「正しい行いとは何か?」を多角的に問う。具体的な事例を通して、読者自身が考える力を鍛える構成になっている。

自伝系

読書という荒野 -見城 徹 幻冬舎

読書は孤独で過酷な「荒野」を歩く行為であり、自分を知り、鍛えるための戦いだと説く。何を読んできたかが人間をつくるという、強い信念に裏打ちされた一冊。

死ぬこと以外かすり傷 -箕輪厚介 マガジンハウス

常識やルールに縛られず、圧倒的な熱量で突き進む姿勢を貫き、「挑戦しないことこそリスクだ」と訴える。成功の裏にある行動力とメンタリティがむき出しで綴られている。

人生の勝算 -前田裕二 幻冬舎

人とのつながりや信頼を軸に、ゼロから価値を生み出す方法を語る。路上ライブで学んだ「熱量」と「共感」が、ビジネスにも通じる核心だと説く一冊。

渋谷ではたらく社長の告白 -藤田 晋 幻冬舎

ベンチャー企業の成長過程や上場までのリアルな葛藤が、日記形式で率直に描かれている。若くして社長になった男の、成功と不安が交錯する記録。