こんにちは、かじです。
今回はLightsailのスペックを上げる方法を解説します。
LightsailではEC2でEBSボリュームを増設するように、ストレージを増やすことはできません。そのため、ストレージやCPU、メモリのスペックを上げたい時は全て、スナップショットから新規のインスタンスを作成することになります。
手順は大きく分けて4つです。
1.既存のインスタンスのスナップショットを作成する
2.スナップショットを復元する
3.Elastic IPを新しいインスタンスに割り当てる
4.元のインスタンスを削除する
1.スナップショットの作成
まずは、スナップショットの作成です。Lightsailのコンソール画面からスナップショットタブを開き、snapshot名を記入したのち、createをクリックします。
しばらくすると作成
これでスナップショットの作成が始まります。
意外と時間がかかりますが、しばらくすると完了します。今回は5分くらいかかりました。
2.スナップショットからインスタンスを作成する
続いて、Lightsailコンソール画面の左側にある、Snapshotから先ほど作成したスナップショットを選択し、Create new instanceを押します。
そうするとLightisailインスタンスの基本情報を選択する画面に移りますので、必要情報を選択します。
この時、インスタンスのスペックは既存のインスタンススペックより低いものを選べないので注意してください。
リージョン、スペックなどを選択したら、Create instanceをクリックします。
3.Elastic IPを割り当てる
続いてElastic IPの割り当てです。厳密なことを言うと、既にインスタンスは立ち上がっているので、記事のタイトルは達成したのですが、一応記載しておきます。DNSなどでLightsailのIPを登録している場合は、これをしないとドメインでのアクセスができなくなってしまいます。
まず、既存のインスタンスからElastic IPをデタッチします。このデタッチしたElastic IPを新規作成したインスタンスにアタッチします。
これで終わりです。
4.元のインスタンスの削除
新しいインスタンスを作成し、元のインスタンスはお役御免ということで、削除します。
もし、元のインスタンスもこのまま使用するのであればそのままでも問題ないですが、二重に課金されてしまうので、必要がなければ削除しておきましょう。
これで、Lightsailのディスク容量を増やす作業は完了です。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
